暑くなってくると、コンビニやドラッグストアでよく目にする「経口補水液」。
熱中症対策として有名な飲み物ですが、 実は毎日飲むのはおすすめできないって知っていましたか？
この記事では、経口補水液の正しい使い方と、 日常的に飲むことで起こるリスクについて分かりやすく解説します。
結論、経口補水液は「非常用ドリンク」だと考えるべき
- 脱水を感じたとき
- 炎天下で大量の汗をかいたとき
- 高熱で食事や水が取れないとき
…など、明確に「不足してる」と分かる時にだけ使うのが正解です。
経口補水液とは？
経口補水液（ORS）は、水分と一緒に電解質（ナトリウムやカリウムなど）を効率よく補給できる飲料です。
医療の現場でも使われることがあり、 主に以下のようなシーンで活躍します：
- 脱水症状（下痢や嘔吐時）
- 高熱による水分不足
- 重度の熱中症時
つまり、体が深刻な水分不足や電解質不足に陥っているときに必要な飲み物なんです。
なぜ「毎日飲む」のはNGなのか？
理由はシンプル。 塩分（ナトリウム）と糖分が多すぎるからです。
経口補水液は、スポーツドリンクよりもナトリウムが多く、 短時間で電解質を補うために糖分も比較的高め。
健康な状態でこれを毎日飲み続けると、
- 塩分過多 → 高血圧リスク増
- 糖分過多 → 血糖値の乱れ、体重増加
…といった逆に体を壊すリスクが出てきます。
普段の水分補給はどうすればいい？
健康な人が日常で飲むなら、
- 水
- 麦茶
- カフェインレスの飲み物
これでOKです。
スポーツをする人や、汗をたくさんかく仕事をしている人でも、
- 水＋塩分タブレット
- 手作りの薄めたスポーツドリンク
などで十分対応できます。
まとめ：経口補水液は万能じゃない！正しい使い方を知ろう
・経口補水液は、熱中症や脱水のときに使う“非常用”の飲み物 ・塩分＆糖分が多いので、日常的な摂取は逆に体に悪い ・普段の水分補給は水やお茶で十分
何でもかんでも「熱中症対策だから」で飲むのではなく、 状況に応じた正しい使い方を心がけていきましょう。
「健康貯金1%」の視点で、毎日の飲み物も賢く選んでいきたいですね！
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